金剛砂で梨地模様をつける

地震でちょっとピリピリしているように感じる関西圏。

この夏は東北の豪雨、オリンピック、株価乱高下、円高、地震と目まぐるしく何かが起こってます。これから台風シーズンがくると思うと、不安になりますが、日々出来ることをやるだけですね。

写真の粒粒は、「金剛砂」と呼ばれる小粒ガーネット。何に使うかといいますと、梨地模様を付ける技法に用います。梨地模様とは、小さな傷で白っぽく荒らすテクスチャーのことです。

漏斗に金剛砂を入れ、高いところから付けたい金属に向かって落として表面加工をします。



機械を使ってするサンドブラストと同じようなものです。
透明のガラスコップに白っぽいところで文字や絵柄のある商品みたことありませんか?あれです。
残したい部分にマスキングして砂を噴射させて柄を作っていきます。

先人の方々は、本当に色々な技をじっくりと研究されている。現代は手軽に答えを知りたがり、時間をかけてたどり着く発見を見失ってますね。久々にこの技法を用い、考えさせられます。
新しいことって、どうやったら生まれるのですかね?やはり「遊び」かな?と思うのですが、自分の場合、遊びや実験はやってる方なので、そこから系統立てることが必要なのかな。
世間も不安いっぱいだけれど、自分の中も苦悩が激しい(苦笑)

Vamos!!
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※営業時間:11〜18時
※店休日:月・火曜

出張販売
■2024年9月11日(水)から9月17日(火)まで
大阪・難波 大阪タカシマヤ4階
ザクロは9月11日(水)13日(金)15日(日)17日(火)に大阪タカシマヤにいます。

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ショート丈のネックレス用トルソーの作り方1

モノづくりの楽しさをお伝えしていきたいと思います。写真のトルソーは手作りです。
スチレンボードを楕円型に切り、同じピッチでスリットを入れます。
楕円に切るときは、カッターで一発で思い切って切らないと断面が不細工になります。
また、小さめの楕円に設計すると、スチレンボードの厚みとカーブを両立させることが難しく、直角に切れません。角度がつきます。ここは妥協ポイントかと。

スリットを入れる際、重要なのは、最後の薄皮は残し、外側と内側の辺の長さを変え湾曲面を作ることです。
カッターの刃の入れ具合を微調整して切れ込みを入れます。浅すぎると綺麗にカーブしません。誤って切ってしまうと、スチレンボードが分断されます。分断されたときは諦めて、テープで補強合体させてください。
また、何度も刃を入れて深さを出すといいのかな?と思いますが、それも良いようで、悪かったりなのです。理由は安定して刃が同じ角度で入ると綺麗な断面に切れるのですが、この本数を切れ込みしていると、うまくいかない時もあります。ギジャギジャは不細工です。
カッターの刃も新しい方が断面が綺麗に切れます。こまめにカッターの刃を折って、鮮度を保つことも大事です。
なのですが、集中力が落ちてくると、定規にあてた刃の角度が曲がり、切れ味が良いがために違うところを切ってしまうことも(涙)
スリットを入れ終えたら、好みのカーブに曲げ、水張りテープで固定します。
何にしても根気のいる作業です。
楽しさを伝えようと書いてみたものの、これは苦行と捉えられそうですね。

Vamos!!
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※営業時間:11〜18時
※店休日:月・火曜
※2024年6月30日(日)16時まで

出張販売
現在、予定ありません。
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